在宅のほほん日記

nohohon_diary 読書・音楽・料理など、在宅の楽しみを書いていきます🐰

大人の塗り絵で免疫力アップ~ミュシャぬりえファンタジー~

こんにちは のほほんこ🐰です。

さっき世界一受けたい授業を観ていたら、免疫力アップにいいものとして、大人の塗り絵が紹介されていました。

たしかに、脳を刺激したり集中力アップ、リラックスの効果は自分なりには感じていましたが、免疫力アップとは嬉しいですね。

そこで、私のお気に入り、ミュシャの塗り絵を紹介します。

 

ミュシャぬりえファンタジー

 

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私はもともと、アルフォンス・ミュシャの絵が大好きで、ミュシャ展に行ったり、画集を買ったりしていました。

そして先日、ミュシャの塗り絵本を購入したのですが、これがすごく素敵なんです。

塗り絵なのでもちろん色がないのですが、ページをめくるごとに興奮しました。

前の方のページでは一覧で見本を載せてくれているので、これも参考にしながら塗るのもよし、自分なりのオリジナルの色で自分だけのミュシャの絵を作り上げるのもよし。

自分色で塗ってみて、あとでミュシャのお手本と比べてみると、改めてミュシャの色使い、センスが素晴らしいなと思い知らされます。

わりと人気の絵がチョイスされているように思います。

値段もお手頃なので、是非オススメしたいです!

 

ミュシャ財団の塗り絵

 

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ところで、今回ミュシャぬりえファンタジーを購入する前に、ミュシャ財団のHPからダウンロードできる塗り絵が6種類あって、こちらも塗ってみました。

無料でミュシャの塗り絵がダウンロードできるので、こちらからお試しで塗り絵を始めてみるのもいいかなと思います。

 

なにで塗る?

 

私は普通の色鉛筆(油性)を使っていますが、水性の色鉛筆を使ってみたい気持ちはあります!

もっと色の表情つけたいなぁとか思うのです。今は24色の普通の色鉛筆なので、色のバリエーションももっと欲しい…。

でも、何色かの重ね塗りをすることで、深みと表情はある程度は作れるので、地道に重ね塗りをしてなんとか今はやっています。

それはそれで楽しいですよ。私は塗り絵初心者で、塗り方も実は適当。知識も何もないですが、あ、こんな色になったとか、予想外に良い色になって面白いです。

免疫力もアップになるなら、尚更嬉しいですね!

元気に乗り切りましょう。

 

「アドルフに告ぐ」手塚治虫のマンガを語り出すと長くなるのです。

こんにちは のほほんこ🐰です。

手塚治虫といえば、火の鳥ブラックジャックブッダ

たくさんのおもしろい漫画があって数え切れないですが…

ファンでなければ知らないようなものもあって、(私も知らない漫画がまだまだたくさんあるなと実感しています)知られざる名作をみつけるのも楽しいです。

そんな中で、「アドルフに告ぐ」と出会いました。

三人のアドルフの過酷な運命。彼ら三人はそれぞれちがった人生をたどりながら、一本の運命の糸に結ばれていた。

 

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手塚治虫の漫画たち

 

私の好きな手塚作品ランキングは

1位 火の鳥

 2位 ブラックジャック

 3位 ブッダ

でした。「アドルフに告ぐ」はあえて入れませんでしたが、読んでいて1番夢中になったのは「アドルフに告ぐ」です。なんともいえない気持ちになる作品です。

ブラックジャックは私の中では恋愛要素が強く、孤独のブラックジャック先生がしだいにピノコちゃんに心許して、妻として接していることがかわいらしいというか、ほっこりしていました。

火の鳥は、壮大すぎて圧巻です。未来と過去をいったりきたり。卑弥呼の時代、未来、ヤマト、未来、…そして最後太陽編で未来と過去がリンクしています。

順番は適当ではなく、すべて計算されていたんですね。地球の歴史はループされてる。あれ?もしかして、過去と思っていた時代は本当は未来のその先なのでは?と考えれば考えるほどそのループに陥ってしまいます。

 

手塚先生の漫画を呼んでいると、知識の幅が広くて、特に医療分野のことは医師免許をお持ちとのことで驚きました。

あと、史実に沿ったようなストーリーも様々あって、学校ではここまで詳しく教わらなかったようなこともたくさんあって、日本人として、大人として、知ることができてよかったと思います。

アドルフに告ぐ」で描かれていることももちろん諸説あるでしょうし、手塚先生のオリジナルストーリーを交えてなので、全てが真実とは限らない。

それも分かった上でこの「アドルフに告ぐ」はそれぞれの目線で見てみると、誰が悪くて誰が悪くないとは言えなくて、それぞれに正義を持っているし、被害者でもあるし、加害者でもあるんだなと思いました。

 

アドルフに告ぐ」は最高傑作?

 

先ほどランキングには入れなかったのですが、この作品は最高傑作だと思っています。これまでは私は火の鳥が文句なしの最高傑作と位置付けていましたが、どちらが上ということもないです。マンガの神様ですね~。

この漫画を描いているとき、手塚先生は病気だったそうで、最後は急ぎ足で終わってしまったような感じはしますが、最後まで描ききってくれたことに感謝です。

 

手塚先生は、物語の語り手である峠草平を通して、現代、未来のわたしたちに語り継ごうとしたのでしょうか。

告ぐ→継ぐ と私はとらえました。

 

アドルフに告ぐ」峠草平はなぜモテる

 

物語の中で、峠草平は様々な女性と出会うのですが、彼は特別魅力的には見えないにも関わらず、(体格はよく体力は異様にあります)モテるんです。

ほとんど出会った女性全員が峠にひとめぼれしているのです。ぽっ。

しかも美人さんばかり。

当時の女性の好みでしょうか。

でもたしかに、少し話しただけで悪い人ではないと分かるし、情熱的で頼りになる。

身も心も預けられる男性なんですね。

たしかに、分からなくはないです。

ひとめぼれというか、女性は本能的に男性を一瞬で見抜くということなのかな。

 

アドルフに告ぐ」を読み終えて

 

それほど長編ではないにも関わらず、読み終えたあとは、ものすごく長編を読んだような気分でした。

三人のアドルフのそれぞれの人生。見届けることができました。

とても重く濃い内容の漫画なので、漫画というか小説を読んだみたいな感覚もあります。

受け入れがたいシーンもあって気持ちいいものではないですし、気軽に読める内容ではないのですが、読んだあと深く考えさせられます。

 

アドルフに告ぐ」を読む前にシュマリを読んだのですが、こちらもとてもおもしろかったです。

語りたいことが止まらない。

 手塚作品のことを語り出すと長くなるあるある。私だけかな?

 ネオ・ファウストもおもしろいです。

↓↓

 

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手塚治虫「ネオ・ファウスト」未完。突然の絵コントに涙。

こんにちは のほほんこ🐰です。

一難去ってまた一難の今日このごろです。心配ごとは尽きないものですね。

なんでもない日常が幸せなのだと改めて思っています。

 

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 今日は手塚治虫「ネオ・ファウスト」についてです。

※ネタバレありです。

 

 

 

ゲーテファウスト」について

 

「ネオ・ファウスト」はゲーテの「ファウスト」をもとにしたオリジナルストーリーです。

ゲーテは長い年月をかけてこの大作を書き上げました。

人間の有限性に失望していた主人公ファウスト博士が、若さ、快楽、富…人生を思いのまま手に入れる代わりに、魂を捧げる契約を悪魔(メフィスト)と交わしたのです。

“この瞬間よ止まれ、汝はいかにも美しい”という言葉を口にしたときに、ファウスト博士は魂を奪われるのです。

それまではメフィストを奴隷、召し使いのように扱えます。

メフィストが黒い犬の姿であったり、若返った主人公の恋人が狂ったり赤子を死なせたりといったところも含めて、このゲーテの「ファウスト」をオマージュしてなのか忠実に再現されているところも多くあります。二部作になっていることも共通しています。

 

「ネオ・ファウスト」一ノ関教授

 

主人公である、年老いた一ノ関教授は悪魔(メフィスト)と契約し、過去に戻り肉体を若返らせ、記憶もなくしてしまいます。(このとき教授は不思議な球体の中の女性に一目で夢中になってしまいましたが、この球体に関しては明かされることなく未完に終わってしまっています。)

今までの人生とうって変わった快楽の世界へ…それが今まで勉強や研究に全てを注いできた教授の本音なのですね。

契約は一ノ関教授が満足し、“時よ止まれ、お前は美しい”と言うまで。その言葉を口にしたら教授の魂はメフィストのものです。

 

「ネオ・ファウスト」坂根第一

 

過去に戻って若返った教授は、坂根第造という実業家と出会い、養子になります。そして名前を坂根第一として新たな人生を歩むのです。

その後、第一は高田まり子という大学生と出会い恋に落ちます。

まり子は石巻というリーダー格の男率いる学生運動に参加しており、警部である兄と第一と、板挟みのような状態で悩んでいます。

石巻は死んでしまうのですが、石巻はその前に第一に自分の精子を託し、自分の分身として甦らせることを懇願します。

 

その後第一は、この大学の一ノ関教授に出会います。そうです、それは自分自身と遭遇してしまうという奇妙な展開に。

第一は坂根教授として、一ノ関教授がメフィストと契約する前にも登場していて、一ノ関教授と関わっています。

メフィストによると、このあと一ノ関教授か第一のどちらかが死ぬと。

そして、一ノ関教授は死に、第一が生き残ったのです。

この場面、最初の生き残った一ノ関教授目線で描かれたものと、あとの第一目線で描かれたもので、きちんと描き分けられているのが印象深いです。

 

「ネオ・ファウスト」第二部、そして未完

 

第二部では何年後かになっており第一は富も名声も手にいれていました。

恋人であったまり子とのあいだに子どもをもうけましたが、まり子は精神に異常をきたし、赤子を殺めてしまいます。

それでもまり子を救済しようとする第一。

 

そのあとなのですが、この漫画は突如として絵コンテに変わり、そして途中で終わってしまうのです。

手塚治虫先生は最後の力を振り絞って描かれていたそうです。絵コンテを見ていると、描ききりたいという強い思いを感じながらもそれが叶わなかったことが本当に切ないです。

 

「ネオ・ファウスト」続き

 

未完に終わった「ネオ・ファウスト」ですが、最後のページは絵コンテのまま、“誰なんだ”というセリフで終わっています。“先生の側近に三人のおもしろい者たちをはべらせます”というセリフもあります。

この“誰なんだ”の誰とは、一ノ関教授の研究や業績を引き継いだ第一が作り出した、石巻の分身なのでしょうか。

この続きは、地球規模の壮大な話になっていたのかもしれません。また時空を越えた予想だにしなかった結末があったのかもしれません。

ゲーテの「ファウスト」を題材にしながらも、読者の予想を良い意味で裏切ってくれていただろうと思います。

一ノ関教授が坂根第一として新たな人生を歩み、あの坂根教授と関係があるのかな?と思いながら読み進めて、そして、いつの間にかこの漫画の冒頭部分に戻ったところで、上手いな~と感激しました!

これって、一ノ関教授か第一のどちらかが死ぬという場面で、もし一ノ関教授が生き残っていたら、ループになってしまっていたということでしょうか。

もしかしたら、何回目かのループの末に抜け出したということも考えられます。

 

この漫画は未完という意味でもとても心に残ります。誰かこの先を描いてくれないかな?と切に願います。けれど、この未完の形が完成形にも思えたりもします。

なんだか奥深い漫画です。

 

 

 

 

 

 

「異邦人」カミュ、そして「ペスト」フランス文学に浸る

こんにちは のほほんこ🐰です。

先日、「ペスト」について書きましたが、今日は同じく不条理がテーマである「異邦人」について少し。

※ネタバレありです。

 

 

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アルベール・カミュ著「異邦人」の主人公ムルソーについて

 

この小説の主人公ムルソーについては、読んでいてあまり共感できるところがないというか、主人公でありながらよく分からないです、正直。

冒頭、“きょうママンが死んだ。”という文章から始まって、ムルソーはその事実を淡々と受け止め、いわゆるしきたりにならって事を進めているように見えます。

その中でムルソーと関わった人々は、なにか彼に違和感を感じます。

彼には感情がないのか、母親に対する愛情はないのか。

ただ、彼は彼なりに 母親の死を悲しんでいました。不幸な人を心配する優しさも持ち合わせています。

しかし葬儀の翌日には海水浴や映画に行き、偶然再会したひとりの女性と関係を結びます。

こうしたことが、のちに彼の運命をとんでもない方向へ変えてしまうのですが、彼は嘘や言い訳はせず、真実のみを語るのです。そのことが彼自身の立場を悪くしようとも。

 

「異邦人」における不条理

 

彼の犯した罪はもちろん許されることではないですが、たしかに不運ではあったし防ぎようのないことであったとも思いました。

裁判の最後に、動機は何だったかと聞かれて、“太陽のせい”と答えたのはある意味彼の中では真実です。

この小説では度々、太陽の暑さや疲労によっての身体的ダメージによる彼の思考能力の低下と、そこから早く抜け出したいという彼の本心が書かれています。

抜け出すためなら、今の状況はもう彼にとってはどうでもいいことになってしまっていました。

そんな中での彼の精神状態は通常ではなかったはずですし、状況も状況でしたが、法で裁く立場の人々にとっては、彼の行動を見て判断するので、そりゃ彼は許されざる人になります。

 

作者カミュはこれを無実の罪と考えており、つまり不条理だということになります。

ムルソーが死刑判決を受けた理由のひとつとして、神を信じないからというのも関係しているように思います。それもまた不条理です。

 お芝居をしたり嘘をつかないと、異邦人として扱われるのです。

 

「異邦人」そして「ペスト」

 

カミュは1942年に「異邦人」を発表し大絶賛され、1947年に「ペスト」を発表し、さらに名声を高めました。

今となっては「ペスト」の方が有名になってしまったかもしれませんが、「異邦人」はカミュの原点と言えるようにも思います。

カミュの小説を読み解くのは難しいですし、読む人によって捉え方や感じ方もそれぞれです。私もよく分からないところがあります。

ただ文章の秀逸さ、素晴らしさを感じられるだけでも読む意味はあると思います。

時にはフランス文学を堪能するのもいいですね。

 

個人的に“ママン”という呼び方が可愛いなと思いました。

フランス語では母(お母さん)は「Mère(メー)」というそうですが、自分の母親に対しては「Maman(ママン)(マモン)」と呼ぶようですね。

私のイメージでは「Mère(メー)」は“お母さん”で、「Maman(ママン)」は“ママ”っぽい。(←あくまでイメージです)

フランス語ってお洒落でかわいらしい。

 

 

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「のだめカンタービレ」 4コマ漫画~のだめたちも引きこもり中~

こんにちは のほほんこ🐰です。

私の大好きな「のだめカンタービレ」の、なんと!その後を思わせる4コマ漫画が公開されました。

のだめファンとしては胸が高鳴りました。

 

 

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のだめカンタービレ」声優さんも即反応

 

作者である二ノ宮知子さんのTwitterにて、“のだめたちも引きこもり中”と題して、千秋先輩とのだめの在宅での微笑ましいやりとりが描かれています。

これに、千秋先輩の声優である関智一さんがすぐに反応され、これに声を付けたいとおっしゃっており、のだめの声優である川澄綾子さんの協力も得て、動画が完成したのです!

なんとも早い展開に驚きました。スピード感も素晴らしいですが、内容はとてもほっこり、千秋先輩とのだめらしいやりとりに、キュンとなりました。

二ノ宮先生、本当にありがとうございます。

 

mobile.twitter.com

 

 もう一度読み返したい「のだめカンタービレ

 

漫画は1巻~25巻まで、当時夢中になって読んでいました。

千秋先輩は初めてのだめの弾くピアノを聴いたときから、のだめのピアノが大好きでしたよね。のだめといえば、この千秋先輩が最初に聴いたベートーヴェンソナタ『悲愴』の2楽章。

ここから千秋先輩の恋は始まっていたんです(と、私は思っています)。もちろん本人は気付いてないし、徐々に気付き出してからも、いや違うと否定しながらも、のだめのことが気になって仕方ない。

一見、のだめが千秋先輩を追いかけてるようで、いつのまにか千秋先輩が自分でも認めてしまうほどにのだめを追いかけるようになってると感じました。

それほどのだめの才能は素晴らしく、それは千秋先輩が一番よく知っているのです。

もちろん才能だけじゃなく、のだめという女の子に千秋先輩は惚れ込んでしまったんですね。

と、千秋先輩の立場で少し語ってみました。

 

そんなわけで、もう一度漫画を読み返したくなりました。

 

のだめカンタービレ」音楽

 

のだめカンタービレの世界の中で、音楽はなくてはならないものです。

千秋先輩が指揮者コンクールの3次予選で振ったラヴェル作曲『亡き王女のためのパヴァーヌ』、そしてのだめがピアノリサイタルで弾いた同じくラヴェル作曲『水の戯れ』が印象に残っています。

『亡き王女のためのパヴァーヌ』に関しては、のだめのピアノでも聴いてみたいと個人的には思っています。大好きな曲です。

昔は、ただ憂鬱な曲だと思っていましたが、大人になった今は、あぁ聴きたいな…と、ふと思うことがあって、私にとってなくてはならない曲になりました。

 

ではまた、のだめカンタービレの世界にハマりたいと思います。

 

 

 

100分de名著 「ペスト」アルベール・カミュからのメッセージ

こんにちは のほほんこ🐰です。

今日は古いフランス文学のお話を少し。

 

今読みたい小説 アルベール・カミュ「ペスト」

 

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ノーベル文学賞作家のアルベール・カミュ

 代表作としては「異邦人」「ペスト」「転落」などがあげられます。

 

2018年6月に、NHK Eテレ 100分de名著で4週(第1回~4回)にわたってアルベール・カミュ著「ペスト」が取り上げられたのですが、今月になってそれが一挙再放送されました。

まさに、今の世の中の状況がこの小説に書かれていることに酷似しているからか、話題になっているようですね。

 

ペストは暗喩(メタファー)?

 

 この小説は、もちろんタイトル通り伝染病のペストが蔓延した世界を描いています。

しかしカミュがここに込めたのは、ペストを世の中の不条理とし、カミュが体験したナチスドイツ占領下のヨーロッパでの出来事の暗喩とも言われています。

つまりメタファーということでしょうか。

今の私達の状況で言えば、新型コロナウイルスの流行はこれにあたりそうです。

 

この物語の中で、医師リウーという人物が出てきます。

彼はこのペストという不条理に、誠実さと、自分の職務を果たすことで抗うのです。

 

 突然おそいかかる災害、病気、悲しい出来事といった不条理は人生においては避けられないことがあります。

それらに対してどう向き合えばいいのか、1947年に出版された本ですが、今の私達にもとても意味のあるメッセージになっているように思います。

 

フジコ・ヘミング「ほんの少し、勇気をあげる」大切な人に贈りたい一冊

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 こんにちは のほほんこ🐰です

ピアニストのフジコ・ヘミングさんに関するいくつかの本の中から今日は「ほんの少し、勇気をあげる」について語ります。

 

ピアニスト フジコ・ヘミングのため息

 

様々なイベントやコンサート等が中止と延期になってる中、フジコさんのピアノソロコンサートもまた今月、来月と、延期が決まっているものがあるようです。

とても楽しみにされていた方もたくさんいらっしゃいますよね。

 

フジコさんといえばリスト作曲の『ラ・カンパネラ』がとても有名ですが、私は彼女が弾く同じリスト作曲の『ため息』(3つの演奏会練習曲の第3番)が特に好きで、何度も聴いています。

ため息が出ます、本当に。ひとつひとつの音にとても深みがあって美しく…優しい。

私は他にも好きなピアニストはいますが、やっぱりフジコさんのところへ戻ってきてしまうのです。

彼女はとってもお洒落でチャーミングで可愛らしいですし、お部屋の飾り付けやインテリアにもこだわりを持っていて、そんなお部屋で弾く彼女の姿はとても絵になりますし、ピアノの上に猫がちょこんと乗って音色に耳を傾けているような風景にも癒されてしまいます。

 

フジコ・ヘミング著「ほんの少し、勇気をあげる」

 

この本は2005年、魂の言葉シリーズ第2集として出された本です。人の幸福や不幸といった人生訓が書かれています。

(ちなみにシリーズ第1集は「あなたに届けば」という本で、男女の恋や愛について書かれています)

いずれも、フジコさんが描いた絵と組み合わせて、メッセージブックとなっています。

 フジコさんらしい言葉で、飾ることなく語りかけてくれています。

 

フジコさんは絵もとてもお上手で、たくさんの絵を描かれています。

個性的で、やはりセンスが素晴らしいです。音楽性とともに、絵の才能もお持ちなんですね。

家ではたくさんの猫と一緒に生活されていて、絵の中には猫が何度も登場しています。

動物をとても愛し、心優しいフジコさん。

しかしピアニストとしては決して順風満帆な人生ではなく、遅咲きのシンデレラと呼ばれることも。

 

“その時はつらいことでも、すべて、何かの意味があると思っている”

 

長い不遇の時代にあっても夢や希望を持ち続けたからこそ今があるんですね。

だからこそ、フジコさんの言葉はとても心に響きます。

 

今の状況が落ち着いたら、フジコさんの弾くピアノを聴きに行きたいです。

今は在宅で、彼女のドキュメンタリー映画フジコ・ヘミングの時間」を観るのが楽しみです。これについてもいずれまた書きたいと思います。